2014/01/12

Published 1/12/2014 by with 0 comment

茶白ネコ参上

2013年ある夏の日、海水浴に行きがけバイクを走らせていると、大三島橋料金所手前の草むらから一匹の仔猫が現れた。バイクを直ぐに降りて、一眼レフを取り出し何枚か撮った。
藪の中から
人懐っこくやってきた
何か食わせろ、話はそれからだニァ-
耳や手が異様に大きく感じるのは本来の体格ではなく、痩せ細っていたからだろう。

人懐っこいのか、腹ペコなだけなのか爪を出したり、引っ込めたりしながら、どんどん近づいてくる。手の匂いをクンクン嗅いでは鳴いていた。夏の強い日差しがまん丸に見開かれた目に反射して、薄いグリーンの光彩がキラキラ神秘的に輝いていた。吸い込まれるような瞳に胸キュンである。

ここまでは至って普通の猫好きアマチュアカメラマンの日常なわけだが、この日はちょっと違った。なんというか、カバンに入る位の小さいものだし、持って帰ろうか・・・という気になった。

人気がない事を確認して(別に悪いことをしているわけでもないが・・)仔猫を片手で持ち上げてバイクのトランクに詰め込んだ。暴れるワケでもなく、予定調和の自然の事のように全てがスムーズにいった。海水浴には行かず、そのまま仔猫を連れ帰った。
バイクのトランクを開けると

ようこそ

両親に猫を飼うことを話すと、母は賛成。父は大反対・・・。ノミが苦手だの・・飼育する経済的余裕が無いだの・・すごい剣幕で怒鳴り散らす・・。直ぐに捨ててこい!の一点張りだった。が、外で飼うなら問題ないだろ!?という事でやり過ごすことにした。。幸い庭だけは広い田舎の家なので、放し飼いが良いだろうとは最初から思っていたことなので問題なかった。(現在、父とこのネコは毎晩一緒の布団で寝ている)
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夏頃の写真色々

名前をつけよう

子猫の名前は 大三島橋で拾ったので、三を入れよう、多々羅橋も島に掛かっているので多をネーミングに入れよう、親しみやすく呼べるように語尾にンを加えようという感じて、 正式名 三ー多ン(通常ミータン)と命名した。
猫小屋側面から

樽の中に布切れ入れて、柵を取り付けミータンの小屋を作った。毎夜深夜にミータンを捕獲し、朝までその樽に閉じ込めた。田舎は野犬やイノシシやカラスや蛇など色々いて、場合によっては危険なのだ。

つづく
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